必要なものを探しているうちに、気づけばスーツケースの中が少しずつ散らかっていたという経験がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、トラベルポーチの役割と、旅行中に「使ってよかった」と感じる理由を紹介します。
トラベルポーチとは?
トラベルポーチは、衣類や洗面用品、小物などを用途ごとにまとめて収納する旅行用のポーチです。
なかでも衣類をコンパクトにまとめたい場合は、圧縮できるタイプが選ばれることも多くあります。
「圧縮袋と何が違うの?」と感じる方もいますが、旅行中の使いやすさには違いがあります。
| 比較項目 | 衣類用圧縮袋 | 圧縮トラベルポーチ |
|---|---|---|
| 衣類をコンパクトにする | ◎ | ◎ |
| 掃除機なしで使える | △ | ◎ |
| 旅行中に何度も開け閉めする | △ | ◎ |
| シワのつきにくさ | △ | ○ |
| 向いているシーン | 保管・収納 | 旅行・出張 |
※旅行中の使いやすさを基準に比較しています。衣類用圧縮袋は保管や収納に、圧縮トラベルポーチは旅行での持ち運びに向いています。
どちらも衣類をコンパクトにまとめられますが、旅行中に何度も荷物を出し入れすることを考えると、使い勝手には違いがあります。
こんなことで困ったことはありませんか?
「本当に必要なのかな」と感じる方もいるかもしれません。使いやすさを感じるかどうかは、荷物の量よりも旅行中の過ごし方によって変わります。
旅先では荷物を出し入れする場面が、思っているより多くあります。だからこそ、「あってよかった」と感じる瞬間も旅行のスタイルによって変わります。思い当たることがある方も多いのではないでしょうか。
「あれどこ?」と探し物が増える
チェックアウトまで30分ほどになると、着替えをしまいながら帰る準備を始めます。バッグへ入れようとしたところで、「あれ、充電ケーブルはどこ?」と手が止まります。
探しているのはひとつだけなのに、気づけばスーツケースの中は少しずつ散らかっていきます。
ホテルに着くたびに荷物が散らかる
ホテルへ戻ると、まず部屋着へ着替えたり、洗面用品を洗面台へ置いたりすることが多くなります。
着替えを出したり、洗面用品を取り出したり、充電器をつないだりします。ホテルでは、スーツケースを開ける回数が思っているより多くなります。
ベッドの上へ広げた荷物がそのままになり、次に探し物をするときには、さらに散らかってしまうこともあります。
帰る日は荷物が入りきらない
帰る日の朝、ベッドの上には着終わった衣類とお土産が少しずつ増えています。
着終わった衣類、お土産、途中で買った小物などが増え、「出発するときは入っていたのに」と戸惑うこともあります。
荷物が増えたというより、入れる場所が分からなくなってしまうことが原因になっている場合もあります。
家族の荷物と混ざってしまう
子どもに「着替え取って」と言われてスーツケースを開ける場面も、家族旅行ではよくあります。
必要なものを探すたびに荷物が動いてしまうのは、家族旅行でよくある困りごとのひとつです。こうした困りごとは、荷物が多いから起こるとは限りません。持ち物のまとめ方が変わるだけでも、旅行中の動きは少しずつ変わっていきます。
荷物が整うと旅行中も過ごしやすい
旅行中は、荷物を出す、使う、戻すという動作を何度も繰り返します。
だからこそ、大切なのは最初にきれいに詰めることではなく、その状態を旅行中も保てることです。中身が整っているだけで、旅先での一つひとつの動きに少し余裕が生まれます。
必要なものだけを迷わず取り出せる
朝は観光へ出かける時間も近づき、身支度を急ぐことが多くなります。そのたびに必要なものを探し回る必要がなければ、身支度の流れは止まりません。
荷物が用途ごとにまとまっていると、必要なものだけを取り出せるため、スーツケースの中を探し回る時間が減っていきます。旅行中の小さな動作が変わるだけでも、準備に少し余裕が生まれます。
使ったあとも元の状態を保てる
夜ホテルへ戻ると、部屋着へ着替えたり、充電器を取り出したりと、スーツケースを開ける回数は増えていきます。
そのまま戻す場所が決まっていないと、使うたびに荷物は散らかり、次に開けたときには探し物が増えてしまいます。
次にスーツケースを開けたときも、「どこへ入れたっけ」と探す場面がぐっと減ります。
帰る日の荷造りをやり直さなくて済む
チェックアウト前になると、お土産をしまいながら着終わった衣類も片づけていきます。それでも用途ごとにまとまっていれば、荷物を元の場所へ戻しながら荷造りを進められます。一から詰め直さずに済むため、チェックアウト前も落ち着いて準備を進められます。
同行者ごとに分けておける
家族旅行や子連れ旅行では、一つのスーツケースを家族で使うこともあります。
衣類や小物を人ごとに分けておけば、「子どもの着替えだけ取りたい」「自分の洗面用品だけ」と必要なものをすぐ手に取れます。誰の荷物か迷わずに済むため、出発前も慌てずに済みます。
こんな旅行で使われることが多い
トラベルポーチは、すべての旅行で必要になるわけではありません。一方で、荷物を出し入れする回数が増える旅行では、その便利さを実感しやすくなります。
2泊以上や海外旅行
旅行日数が長くなるほど、衣類や洗面用品は増えていきます。海外旅行では変換プラグや常備薬なども加わるため、持ち歩くものも増えていきます。
用途ごとに分けて収納しておくと、必要なものを探して開け直す回数が減ります。滞在中も荷物の中身を把握しやすく、帰る日まで中身が乱れにくくなります。
家族旅行・子連れ旅行
家族旅行では、家族みんなの荷物も一緒に持ち歩くことがあります。
子どもの着替えだけを取り出したい場面や、家族全員でひとつのスーツケースを使う旅行でも、人ごとに分けておくと必要なものをすぐ取り出せます。「誰の荷物だっけ」と迷う時間が減るだけでも、準備はぐっとラクになります。
ライブ遠征やイベント遠征
ライブ遠征では、ホテルで身支度を整えて会場へ向かい、終演後に戻ってからも荷物を開けることがあります。
ペンライトや着替え、メイク用品などを用途ごとに分けておくと、必要なものだけを迷わず取り出せます。
ライブそのものだけでなく、ホテルで過ごす前後の時間まで落ち着いて過ごせます。
選ぶときに確認したいポイント
トラベルポーチは、たくさん入ることよりも、旅行中に無理なく使い続けられることが大切です。
旅行日数に合うサイズ
荷物が少ない旅行なら、小さめのサイズでも十分なことがあります。
反対に、数日分の衣類をまとめるなら、旅行日数に合わせたサイズを選ぶと、荷物も無理なく収まります。
中身をひと目で把握できること
旅行中は、中に何が入っているか一目で分かることも大切です。
開けた瞬間に必要なものを見つけられると、スーツケースを何度も開け直す場面も少なくなります。
旅行後も無理なく使い続けられること
旅行が終わったあとまで考えて選ぶと、次の旅行でも使い続けやすくなります。
汚れが気になったときに洗えることや、水滴が付きやすい場面でも扱いやすい素材であることも、長く使うためのポイントです。
まとめ
旅行では、「何を持っていくか」に目が向きがちですが、「どうまとめて持っていくか」も同じくらい大切です。

