何リットルくらい必要なのか、泊数と荷物量の両方から考えます。
旅行日数ごとの容量の目安
| 旅行日数 | 容量の目安 |
|---|---|
| 1泊2日 | 20〜30L |
| 2泊3日 | 30〜40L |
| 3泊4日 | 40〜50L |
| 4泊以上 | 50L〜 |
4泊以上になると、泊数だけから必要な容量を判断するのは難しくなります。50L以上をひとつの目安にしながら、実際に持ち歩く荷物の量に合わせて考えます。
必要な容量は荷物の量によって変わります
同じ泊数でも、持っていく荷物によって必要な容量は変わります。
季節によって衣類のかさが変わります
同じ枚数の着替えでも、夏と冬ではリュックの中で使うスペースが変わります。
夏はTシャツや薄手のボトムスなどが中心で、数日分の着替えも比較的コンパクトにまとまります。秋冬になると、ニットや厚手のトップスが加わり、一枚ずつの衣類もかさばりがちです。
たとえば同じ2泊3日でも、夏はまだ余裕があったリュックが、冬は着替えを入れただけで余白が少なくなることがあります。泊数だけでは見えにくい、季節による荷物量の違いです。
衣類以外の荷物にもスペースが必要です
旅行の荷物は、着替えだけではありません。スキンケア用品や化粧品、ヘアケア用品をまとめてみると、それだけでもある程度のスペースが必要になります。
出張なら、ノートパソコンや充電器、書類が加わることもあります。旅先で写真を撮るなら、カメラや交換レンズなどを持っていくこともあるでしょう。着替えは少なくても、衣類以外の持ち物が増えると、リュックの中で必要なスペースは変わってきます。
20L・30L・40Lで入る荷物はどのくらい?
同じ10Lの差でも、数字だけでは荷物量の違いが分かりにくいものです。SAMFOLKの20L・30L・40Lのリュックを例に、それぞれの容量でまとめられる荷物を見てみます。
20L前後
SAMFOLKのリュックを例にすると、メイン収納には薄手のトップスやボトムス、下着、タオル、洗面用品など、1泊2日の荷物をまとめられます。
ノートパソコンは背面PC専用コンパートメント、替えの靴は独立シューズポケットに分けて収納できます。濡れたタオルや衣類は乾湿分離ポケットに収まり、水筒やペットボトルはサイドボトルポケットに入れられます。こうした荷物をそれぞれ分けて収納できるため、メイン収納は着替えに使いやすくなります。
厚手の衣類が増えると、同じ1泊2日でも必要なスペースは大きくなります。ニットや厚手のトップスなどは、圧縮できるポーチにまとめることで、リュックの中でかさを抑えやすくなります。
30L前後
30L前後になると、2〜3日分の着替えに、洗面用品や電子機器などを加えても収まりやすくなります。荷物をかなりコンパクトにまとめられるなら、20L前後で足りることもありますが、30L前後なら持ち物を無理に減らさず、数日分の荷物をまとめやすくなります。
SAMFOLKのリュックでは、30Lの状態で2〜3日分の衣類をメインポケットに収納できます。ノートパソコンは独立したPCポケットに分けられるため、メインポケットには洗面用品や充電器なども一緒に収められます。
このモデルは20Lから30Lまで拡張できるため、帰りにお土産が増えたときなどは、必要に応じて収納スペースを広げられます。
40L前後
40L前後は、数日分の荷物をひとつにまとめたいときや、秋冬の厚手の服、仕事道具などで荷物が増える旅行でも、ひとつにまとめやすい容量です。
SAMFOLKの40Lリュックは、3〜5日の旅行に必要な荷物を収納できる設計です。メイン収納には仕切りがあり、衣類や洗面用品などを分けて入れられます。17.3インチまでのノートパソコンやタブレットを収納できるスペースに加え、A4サイズの書類が入るポケットも備えています。
旅行日数が短くても、冬物の衣類がかさばるときや、パソコンや書類まで持ち歩くと、荷物は増えていきます。2〜3泊でも荷物が多くなりそうなら、40L前後が選択肢に入ることもあります。
大きめを選べば安心とは限りません
容量に余裕があると荷物はまとめやすくなりますが、大きければ使いやすいとは限りません。リュックの場合は、荷物を入れたあとの重さや、飛行機を利用するときの持ち込み条件も容量とあわせて考える必要があります。
荷物が増えるとリュックも重くなります
リュックは荷物を背負って移動するため、容量だけでなく、荷物を入れたあとの重さも使いやすさに関わります。
衣類や洗面用品が中心なら比較的軽くまとまっていても、ノートパソコンやカメラ、飲み物などが加わると、同じ容量でも重さは大きく変わります。駅まで歩く、電車を乗り換える、観光中も荷物を持ち歩くといった旅行では、背負っている時間も長くなります。
荷物がすべて入ることだけを基準にせず、実際に持っていくものを入れた状態で、無理なく持ち歩けるかどうかも考えておきたいところです。
機内持ち込みはサイズと重量を確認します
飛行機にリュックを持ち込む場合は、容量ではなく、利用する航空会社が定めるサイズと重量の規定を確認します。
ANAとJALの国内線では、100席以上の機材の場合、機内持ち込み手荷物は55×40×25cm以内、3辺の合計が115cm以内です。100席未満の機材では45×35×20cm以内、3辺の合計が100cm以内となります。重量はいずれも身の回り品と合わせて10kg以内です。
30Lや40Lといった容量だけでは、機内に持ち込めるかどうかは決まりません。リュックの外寸と荷物を入れたあとの重量を、搭乗する航空会社の最新の規定と照らし合わせて確認します。
まとめ
旅行の荷物は、行き先や季節、その旅でどう過ごすかによって少しずつ変わります。泊数が同じなら、いつも同じ容量で足りるとは限りません。
必要なものがきちんと収まり、背負ったときにも無理のないリュックなら、荷造りを終えて家を出るときも、旅先を歩く時間も少し軽やかになります。

