前回の旅行では使いやすかったまとめ方も、泊数や一緒に行く人、旅先での過ごし方が変われば、「今回は少し使いにくい」と感じることがあります。持っていくものが違えば、荷物の量や分け方、取り出しやすさも変わってきます。
この記事では、旅行のスタイルによって変わる荷物の量や分け方に目を向けながら、自分の旅に合ったまとめ方を考えます。
泊数や旅行期間で変わる、必要な荷物の量
旅行の荷物は、泊数だけで決まるわけではありません。
何泊するのかをひとつの目安にして、途中で洗濯する予定があれば量を調整し、必要なものには予備を加えます。同じ4泊5日でも、こうした条件によって持っていく量には差が出ます。
泊数を目安に、必要な量を考える
1泊や2泊なら、着替えや下着、靴下なども泊数に合わせてそろえやすく、必要な量で迷うことはそれほど多くありません。
4泊、5泊と長くなると、少し事情が変わります。すべてを日数分そろえていけば、その分だけスーツケースの中身も増えていきます。
たとえば4泊5日の旅行でも、下着や靴下は毎日替えたい一方で、ボトムスや羽織りものは何度か着ることがあります。トップスも、汗をかきやすい季節と重ね着が中心になる季節では、同じ枚数になるとは限りません。
泊数はあくまでひとつの目安です。毎日替えたいものと何度か着られるものでは、必要な数も違います。
洗濯できるなら、持っていく量を調整する
長めの旅行では、途中で洗濯するかどうかでも持っていく量に差が出ます。
7泊するからといって、下着や靴下、Tシャツを必ず7日分そろえる必要はありません。途中で一度洗濯する予定なら、その分を少なくできます。
ただ、ホテルに洗濯機があっても、使う時間が取れるとは限りません。朝から夜まで出かける日が続いたり、翌朝早く出発したりすると、旅先での洗濯が負担に感じることもあります。
「洗濯できるか」だけでなく、「旅行中に本当に洗濯するか」まで含めて、無理のない量にしておきたいところです。
最後に、必要な予備を足す
旅行前に荷物をそろえていると、「念のため、もう一枚」と予備を足したくなることがあります。
もちろん、余裕があることで安心できるものもあります。ただ、すべてに予備を加えていくと、せっかく整えた荷物が少しずつ膨らんでしまいます。
予備を持つなら、
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汚れたり濡れたりしやすいもの
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現地で代わりを用意しにくいもの
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旅行中に不足すると困るもの
など、自分が心配に感じるものを中心に選びます。
何でも減らせばよいわけではありません。必要なものには少し余裕を持たせながら、自分が安心して過ごせる量に収まっていれば十分です。
一緒に行く人で変わる、荷物の分け方
一人旅なら、自分で入れた場所を覚えていれば、それほど困らないこともあります。
家族や友人とひとつのスーツケースを使うと、自分のものだけでなく、ほかの人の着替えや身の回りのものも一緒に入ります。荷物が増えるにつれて、「これは誰のもの?」と探す場面も出てきます。
一人分の荷物と複数人分の荷物では、分けるときの目印も少し変わります。
一人分の荷物は「種類別」にまとめる
自分の荷物だけなら、衣類や洗面用品など、種類ごとにまとめておくと旅先でも使いやすくなります。
たとえば、
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衣類
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下着・靴下
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洗面用品
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小物類
というように分けておけば、着替えるときは衣類、朝の身支度では洗面用品と、そのとき必要なものを選んで取り出せます。
複数人の旅行は「人別」に分ける
家族旅行や友人との旅行では、「何が入っているか」だけでなく、「誰のものか」も目印になります。
家族の衣類をひとまとめにすると、着替えるたびに自分の服を探すことになります。自分、パートナー、子どもと人ごとに分かれていれば、それぞれの荷物が混ざりにくくなります。
みんなで使うものまで、人ごとに分けなくてもかまいません。薬や充電器などは、用途ごとにまとめておくほうが使いやすいこともあります。
個人のものは人ごとに、共有するものは用途ごとに分けるなど、ひとつの方法にそろえる必要はありません。その旅行で、自分たちが使いやすい分け方になっていれば十分です。
旅行の目的で変わる、持ち物の優先順位
荷造りをしていると、どれも必要に思えて、なかなか優先順位をつけにくいことがあります。
同じ泊数でも、観光を楽しむ旅行と仕事で出かける出張では、忘れたくないものが少し違います。今回の旅行でどんな時間を過ごすのかによって、先にそろえておきたいものも変わります。
観光旅行は、過ごし方に合わせて考える
朝から街を歩く日もあれば、カフェや美術館など、屋内で過ごす時間が長い日もあります。同じ観光旅行でも、一日の過ごし方はさまざまです。
街歩きが続くなら、歩きやすい靴や季節に合った暑さ・寒さ対策が気になります。ショッピングを楽しむ日は、帰りに荷物が増えることもあるでしょう。
行き先だけで決めるのではなく、そこでどのように過ごすのかまで思い浮かべると、今回の旅行に持っていきたいものを選びやすくなります。
出張では、現地で代わりがきくかも考える
出張では、着替えや洗面用品に加えて、PCや充電器、仕事で使う資料なども必要になります。
Tシャツや歯ブラシなら、忘れても現地で買い足せることがあります。ところが、仕事用のPCや専用の充電器、必要なデータとなると、そう簡単にはいきません。
忘れると仕事に影響するものや、現地ですぐに代わりを用意できないものは、ほかの荷物より先に確認しておきたいところです。
アクティビティを予定している旅行は、専用の持ち物を確認する
いつもの旅行用品をひと通りそろえていても、その日の予定に必要なものが抜けていることがあります。
海やプールなら水着、ハイキングならトレッキングシューズや必要な装備が加わります。ライブやスポーツ観戦でも、チケットをはじめ、そのイベントに合わせて用意するものがあります。
普段の旅行では使わないものほど、いつもの荷造りでは見落としやすくなります。特に、現地で簡単に用意できないものや、忘れると予定そのものに影響するものは、出発前に確認しておきたいところです。
泊数が同じでも、旅の目的が変われば、先にそろえておきたいものも変わります。
移動や宿泊スタイルで変わる、取り出しやすい収納
旅先では、荷物を出したり戻したりする場面が何度もあります。
同じホテルで数日過ごすのか、翌朝には次の場所へ移るのかによっても、使いやすい荷物の状態は変わります。移動中に使うものがあれば、スーツケースに入れず、手元に置いておきたいものも出てきます。
連泊するか移動するかで、荷物の出し方を変える
同じホテルに2泊、3泊するなら、必要なものをずっとスーツケースに入れておかなくてもかまいません。
毎朝使う洗面用品は洗面台まわりに置き、滞在中に着る服はクローゼットへ移しておくと、身支度のたびにスーツケースを開けずに済みます。予備の衣類やまだ使わないものは、そのまま残しておけます。
翌朝には次のホテルへ向かう旅では、同じように荷物を広げると、今度は出発前に戻すものが増えてしまいます。
夜に着るものや洗面用品など、その日に使うものだけを取り出し、ほかの荷物はなるべくそのままにしておきます。翌朝は出したものを戻せば、もう一度すべてを詰め直す必要もありません。
連泊なら滞在中の使いやすさを優先し、移動が続くなら、翌朝また閉じることまで考えておきます。
飛行機や電車で使うものは、移動中に取り出せる場所へ
必要なものを持ってきたのに、移動中はスーツケースから取り出せず、困ることがあります。
飛行機に乗ってから肌寒く感じたり、新幹線でスマートフォンを充電したくなったりすることもあるでしょう。羽織りものや充電器が預けたスーツケースに入っていれば、必要になってもすぐには取り出せません。
ホテルに着く前に使いそうなものは、手元のバッグに入れておくと安心です。
まとめ
旅行が変われば、使いやすい荷物のまとめ方も変わります。
泊数や一緒に行く人、その日の予定に合わせて、自分たちが旅先で使いやすい形に整えておけば十分です。きれいに収めることだけが、荷造りの目的ではありません。
