できるだけ身軽にしたいと思っていても、着替えやいつも使っているものなど、「やっぱり持っていこう」と思うものは意外と多いものです。
そんなとき、「もっと減らしたほうがいいのかな」と悩んでしまうこともあるかもしれません。でも、旅行の荷物は本当に「減らす」ことだけを考えればいいのでしょうか。
旅行の荷物、無理に減らそうとしていませんか?
実際に荷造りを始めてみると、簡単には減らせないものが意外と多くあります。
着替えは、その代表的なひとつです。旅先で洗濯できるとは限りませんし、天候や予定が変わることもあります。少し余裕を持って用意しておきたいと考えるのは、ごく自然なことです。
スキンケアやメイク用品も、数だけを見れば減らせそうですが、旅先でも普段から使い慣れたものを使いたい方は少なくありません。肌に触れるものだからこそ、旅行のためだけに変えるのは気が進まないものです。
旅行では、服選びそのものが楽しみになることもあります。行く場所に合わせてコーディネートを考えたり、写真を撮るのを楽しみにしていたりすれば、着たい服が増えるのも自然です。せっかくの旅行なら、そうした楽しみまで削る必要はありません。
荷物が多くなるのには、それぞれ理由があります。自分にとって必要なものや、旅を楽しむために持っていきたいものまで、「荷物が多いから」という理由だけで無理に置いていく必要はありません。
荷物を減らす前に、まず「まとめてみる」
持っていきたいものを詰めていくうちに、スーツケースがいっぱいになってしまいます。そんなとき、まず思い浮かぶのは「何か減らさなければ」ということではないでしょうか。
けれど、衣類や小物がばらばらに入っていると、それだけで余分なスペースを使ってしまいます。何を減らすか決める前に、まずは散らばっているものをまとめてみます。持ち物の量はほとんど変わらなくても、スーツケースへの収まり方は変わります。
それでも収まりきらなければ、そのときに改めて持ち物を見直せばよいでしょう。荷物が多いときには、減らす前にまずまとめてみるという順番もあります。
荷物をまとめると「管理する単位」も少なくなる
ばらばらだったものをまとめると、同じ量の荷物でもスーツケースに収めやすくなります。ここで変わるのは、持ち物の数ではなく、その扱い方です。
たとえば4泊5日の旅行では、数日分の衣類や下着、靴下など、必要なものだけでもそれなりの量になります。そのまま詰めてスーツケースがいっぱいになれば、「何か減らさないと入らない」と考えてしまいます。
そんな荷物も、種類や大きさに合わせてまとめると、ばらばらに詰めたときよりコンパクトに収まり、空いているスペースが見えてきます。置いていこうと思っていた一着や、旅先で使いたかったものを入れる余裕ができることもあります。
そこで役立つのが、サイズの異なる収納ポーチです。かさばりやすい衣類は大きめのポーチに、下着や靴下などは小さめのポーチにまとめます。靴はシューズバッグ、着用後の衣類はランドリー用の巾着袋に分けておけば、それぞれをひとまとまりとして扱えます。
4泊5日分の持ち物そのものは変わりません。それでも、一つひとつばらばらだったものがポーチや袋ごとのまとまりになると、スーツケースに入れるときの扱いはずっとシンプルになります。
持ち物の数はそのままでも、ひとつずつ扱っていたものが、いくつかの「まとまり」に変わります。少なくなるのは持ち物ではなく、自分で管理する単位です。
必要なものを持っていきながら、荷物全体をいくつかのまとまりとして扱います。荷物が多い旅行では、こんなまとめ方もひとつの方法です。
「減らす」と「まとめる」を上手に使い分けよう
荷物の量も、持っていきたいものも、旅行によって変わります。身軽に出かけたい旅行なら、持ち物を少し見直してみてもよいでしょう。必要なものが多い旅行なら、無理に減らさず、まずはまとめて収めてみる方法があります。
